久しぶりの大部屋。同室の人達が良い人でありますように。

不安を抱えながら大部屋へ引っ越しをしました。何でこんなに早く出ていかないといけないかという理由が看護師さんに聞けました。

無菌室は、年末年始にメンテナンスのため利用停止となるそうです。そのため、早く出ないと私の次の人が年内の治療に間に合わない。無菌室で治療してる人が、年末年始だけ外に出されるなんてできないですもんね。

また、大部屋と言っても一般の大部屋ではないのが困るところです。一般なら最悪、部屋移動とか希望できそうですが、準無菌室みたいな部屋なので移れる部屋がない。男女それぞれで一部屋しかない。

そのため、同室の人たちの性格などが大切になってきます。自分もですが、やはり共同生活なので。まぁ、人間同士の相性がありますが…。

ベッドの数は4台。私が引っ越した時は、私を含め3人で使用する状態でした。年配の優しい方達だったので安心しましたが、少し戸惑いもありました。それに、同情と不安も。

戸惑ったのは、個々のスペースの仕切りのカーテンが閉められてることが多いですが、二人ともオープンだったこと。理由としては、閉めると暗くなってしまうから。確かに、個人スペースに照明はなく、中央にあるだけです。

同情と不安を煽ったのは、この部屋にいた人がコロナを発症したということ。その時も三人で使っていたそうです。発症した人は、隔離されたそうですが、残された二人は濃厚接触者扱い。

一週間部屋の外に出ることが禁止されたそうです。看護師さんや先生が入ってくる時も厳重装備。しかも、入室も短時間になっていたと思います。そうなると本当に話す人がいなくなってしまいます。そのため、カーテンをオープンにしてお互いが話せるようにしたそうです。

また、通常だったら禁止されている部屋での携帯電話の使用も可能にしていたそうです。確かに普通はデイルームに行って電話をしますが、部屋から出られませんからね。これは、仕方がないと思いました。

これについては、自分の中で意外でした。部屋で通話を禁止されているのは、飛行機みたいな理由(電子機器に影響を与えるとか)だと思っていたのですが、同室者達が問題なければ使っていいみたいです。

そのため、私も引っ越しが一区切りした段階で声をかけられました。部屋で通話をしていいかと。特に問題無いので全然OKでした。もちろん私もいざという時は、部屋からかけられるってことですし。

その中でデイルームが寒いのも理由と教えてもらいました。確かに、行ってみるとかなり寒かったです。なんで暖房が入っていないのか謎でしたが、別の日には暖かかったりしたので、コントロールされてないのかなと思いました。

同室者に慣れるのも大切ですが、一日の流れも変わったので慣れるのに大変です。これまでは、自分で体温や血圧を計っていましたが、大部屋では看護師さんが来てくれて計ってくれるので新鮮な感じがしました。(何回もやってきたんですけどね)

お風呂も大部屋では二日おきだったので、そうなると思っていたら移植後しばらくは毎日入ると言われました。嬉しいですが、湯船に入って温まることができないのは辛いです。

時間も毎日違うし、時間制限もあるため焦ってしまいます。また、首のカテーテルが入っている部分も防水してから入らなくてはいけないので、入る前に看護師さんを呼んでおく必要があります。

色々ありますが、あと少し頑張ろうと思います。

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