仕上げの全身放射線。前処置が終わりました。

アルケランを2回やったら、最後に全身放射線をします。

これは、他人の骨髄を入れると出てしまう拒絶反応を最小限にするために必要なことです。

みんなやるのかと思っていましたが、どうやらドナーが血縁者の場合は、やらないみたいです。

型が似てるからですかね?ちょっといいなーって思ってしまいました。

放射線も投薬と同じで特に自分が何かをすることは、ありません。ただ動かないようにするくらい。

寝ててもいいらしいけど、そうすると無意識に動いちゃいそう…。ちなみに所要時間は、40分くらいです。

この日の流れを書くと、まず看護師さんが車椅子を持ってきてくれて、車椅子で移動。

一週間ぶりの無菌室の外だけど、気持ち悪くて満喫できず。万が一があるので、吐く用の器を持参。

驚いたのは、エレベーターが貸切なこと!警備員さんもいてVIP扱い笑

まぁ、それだけ免疫力が無くて危険な状態ってことだけど。行きも帰りも貸切です。

放射線を当てる部屋に着いたら、ベッドに横になり、周りにアクリル板とかが設置されていきました。

寒かったので足元にタオルかけてもらったりもしました。40分は、厳しいかもと思って。

身体の右面と左面に当てるので、途中で身体を回転されます。

ただ終わるのを待ってるって結構大変ですよね。MRIとかもそうですが、時計とか欲しい。それか、あと何分かとか言ってほしい。

放射線自体は、痛くも痒くもないので、終わったらすぐに病室に戻ります。

痛みとかが出てくるのは、これからです。でも、これも人によりけりみたい。熱とか出る人もいるみたいです。

こんな感じで放射線は、終わりました。

明日は、いよいよ移植です。ドナーさんは、午前中に痛い思いをしてくれる予定です。無事に終わりますように!そして、提供ありがとうございます!

運んでくれる方も緊張すると思います。こちらもありがとうございます!

身体よ、速やかにドナーさんの細胞に身体を明け渡しなさい!そして、頑張って白血球を増やしておくれ!

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