皆さんは心が伝わるやりとりって何だと思いますか?心が伝わるというのは決して対面だけではないと思っています。確かにメールやチャットだと感情を伝えるのが難しい時もあります。しかし、それでも伝わる時は伝わります。
例えば、日ごろの労いのために飲食物を配る。物で労ってもらえるのも嬉しいです。しかし、正直お金でもらうのが一番嬉しいと思います。食べ物や飲み物には好き嫌いがあるし、大きかったり多ければかさばって持って帰ったりするのも大変です。
更に配られるのを待ってなくてはいけないので、時間も消費されます。ほとんどの人は仕事が終わったらすぐに帰って休みたいと思います。それなのに待たされたら逆にイライラして心が伝わるどころではないでしょうか?
現金だとちょっと…と思うのであれば、商品券やカードにすれば自分が好きなものを選べます。それに、そうすれば貰う方も準備する方も楽になると思います。
与える側が考えているのか疑問ですが、配るには準備する人や配布する人がいるということ。その人たちの時間をわざわざ使ってまで行う必要があるのか?そんなことでコミュニケーションがとれるのか?
物を置いておく場所も必要だし、量が多ければ邪魔にもなりえます。体調不良で休んでたり、出張でいなかったりする人もいると思うので、すべての社員と話すなんて不可能に近いです。
また、いまだに根強いお茶くみや掃除を女性社員にやらせること。電話をとらせることも多いですよね。毎日の短い時間とか思うかもしれませんが、塵も積もれば山となります。
始業前に掃除をすることは賛成できますが、業務時間外に早く来させてやらせることは反対です。これは、サービス残業ではないのでしょうか?電話口も女性の方が確かに印象が良いかもしれませんが、全て女性である必要はないと思います。
日本の給与は明らかに男性の方が高いです。しかし、その仕事は雑用と言われるそういった電話対応やお茶くみ等を女性がしてくれているから、時間が捻出され、結果が残せているということもあるのではないでしょうか?
こういったいまいち意味があるのかないのかわからないことをしていると、あらゆる状態を考え全員の負担が一番少ない方法を考えることが、経営者に必要なことではないかと考えてしまいます。
こまめに従業員の意見を反映して会社を良くしていくことが、人材を大切にするとか言う企業には必要なんじゃないかと。押しつけがましい独りよがりで自己満足なことは止めた方が良いと思います。
それでもやりたいのであれば、許容してもらえるくらいの給与を払うことが必要です。まさしく「お金のゆとりが心のゆとり」です。納得できる金額が貰えれば、人は仏になれると思います。
自分たちだけではなく、会社も時代の変化についていく必要があるとひしひし感じました。