右肩付近の痛み。血栓と膿が見つかって入院延長。心が折れました。

大部屋に移動してから、造影剤CTと超音波の検査を行いました。移動する少し前から右肩付近が痛く、ベッドの上で上半身を起こしたり倒したりするのも辛かったからです。癌がちゃんと消えているかの確認もあったと思います。

まずは超音波だったのですが、予約を入れてもらったのに結構待ちました。空いてる時を狙って予約してくれたはずなのに…。

超音波は、ローラーが付いた機械で痛む箇所を見てもらうのですが、少し押さえつけられる感じがします。その時は、それも結構な痛みに感じました。

右肩だけで終わると思ったのですが、超音波をやってくれた先生が主治医の先生に確認をとったところ、念のため足の方もやってほしいと言われたらしく、体調を尋ねられました。

特に気持ち悪いとかもなかったし、時間がないわけでもないので続行してもらいました。血管を辿っては撮り、辿っては撮りだったので、時計が無かったため正確な時間はわかりませんが、体感的に結構な時間がかかった気がしました。

つぎは、造影剤CTを撮りに行きます。造影剤CTは、点滴で造影剤を体内に入れて撮影します。すっかり忘れて、ただのCTだと思っていた私は、待合室に行って驚きました。途端に不安に。採血も難しいのに、一発で入るかな…?

名前を呼ばれ、点滴張りを刺すところに行った際に思わず看護師さんに刺すの難しいって言われますと伝えました。腕を見て、確かにと言われましたが一発で成功させてくれました!ありがとうー!

いよいよCTを撮る時の移動も大変でした。一時的とはいえ、点滴が2台になってしまっていたので、片方を看護師さんが押してくれました。

CTを撮る機械に寝転ぶ時も痛かったです。カテーテル入れた時にしばらく続く異物感による痛みな感じ。

造影剤の説明を受け、いざ開始。ちなみに、造影剤が投与されると体が熱くなります。感覚的には、お酒を飲んだ後みたいな感じ。前回やった時に、冬にやる分には温かくなっていいななんて考えてました。

撮影後、少し咳をしていたらかなり心配されました。何でだろうと思ったら、たまに造影剤の副作用(?)で出る人がいるそうです。私の場合、やる前から咳はしていたし、咳の感覚が短くなったり、ひどくなったりしたわけではないので、多分大丈夫だろうと思っていました。

しかし、しばらく様子を見られた後、念のためということで車椅子で病室まで戻りました。車椅子も人生で初かもしれないことだったので、ちょっと楽しんでしまいました。でも、段差とかダイレクトに感じるので、日常で使う人は大変だなと思いました。あと、人に押されてると酔いそう笑

病室に帰ったら、随分長かったねーと声をかけられました。本当に。自分で何かをすることは無いのですが、時間がかかって疲れてしまいました。

動くこともそうですが、久しぶりに病人や看護師さん以外の人と関わったので、人疲れしたのではと思います。限られた人数としか会っていなかったので、人ってこんなにいるんだ笑と思ってしまいました。

検査の結果は、右肩付近に膿と血栓ができているとのことでした。痛みはおそらくそれが原因です。すぐに血液をサラサラにする薬と点滴の抗菌薬が処方されました。また、首から入れてるカテーテルが原因だと思われたので抜くことになりました。

しかし、まだ十分に口から栄養をとれていないのでカロリーの点滴は必要。なので、久しぶりに腕に点滴をされました。これはこれで動きづらいんだよね…。しかも、首のが無くなるってことは、これから採血って腕!? 辛い…。

でも、このままでは退院できないので、治すしかないと思ったのですが、治療時間を聞いて心が折れました。また、4週間はきついです。思わず先生に無理と呟いてしまいました。先生も厳しいですよねと言ってくれました。

そのままどうするか話していくと、どうやら4週間と言ったのは膿の専門家(感染症の先生?)らしく、主治医としては2週間でいいのではということ。経口薬もあるが、点滴より効果が低いため点滴の方が良いということ。

色々、説明を受けて2週間頑張ることにしました。でも、その話の最後に、年内には出たいと強く希望を出しました。難しいなら年末年始に一時退院でもいいからしたかったです。だって、採血検査で白血球とかは問題なくなってきているし。

無謀かもしれませんが、それだけ外に出たかったです。というか、生着して頑張って食べれば出られると思っていたので余計に辛かったです。膿や血栓は自分が治すためにどうこうできる問題じゃないし。

泣きながら2週間耐えようと思いました。

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