私のお雛様は7段あるお雛様です。祖母が生まれた時に買ってくれたらしく、毎年飾っています。もう30年(それ以上)ものになってしまいました。
母のもあって、そっちは軽く半世紀越えです。年に一度しか出さないからなのかわかりませんが、いつ出しても綺麗なままです。特に人形。
雪洞や小道具(?)などは色あせてきてたりしますが、人形の顔とかは本当に綺麗なままです。職人さんの技術なのかしら…?
そんなお雛様ですが、飾るのが一苦労です。年一なので天袋にしまってあるため、下ろすのに苦労します。そのため、この時期は実家に戻って母と一緒に取り出します。
出すのも大変ですが、飾るのも地味に大変です。昔は楽しかったんだけどなー。リカちゃん人形みたいに思ってた笑
雛人形も好きだったけど、牛車とか箪笥とかの小物が好きでした。見本の写真を見ながら人形に烏帽子を被せたり、刀を持たせたりするのが楽しかったです。
でも、ある程度の年になるとちょっと怖くなることも。日本人形の髪が夜に伸びるとかの怪談を知ってしまうと途端に怖くなってしまいました。
そして、更に年を取ると長い髭のおじいちゃん(左大臣か右大臣)にイラっとすることに。烏帽子付けるのに髭が邪魔なんだよ。昔はそんなこと思って無かったはずなのに。欲に塗れた大人になったからかな?笑
とか思ってますが、人形を飾りつけるのは母に任せてしまっています。一緒にやる年もありましたが、ここ数年はコロナだったり自分の病気だったりで手伝うことができませんでした。
年齢的にも手間的にもそろそろ縮小化した方が良いかもしれないと考えています。でも、綺麗だし普通ごみで捨てるのもしのびない。人形はお寺か神社で供養してもらえるかと思うのですが、ひな壇とかはどうするか…。
全捨ては流石に悲しいのでお内裏様とお雛様だけを残す線が濃厚です。初めて知ったのですが、母のお雛様も途中からお内裏様とお雛様だけにしたとのこと。
前例があったのでちょっと安心しました笑
でも、もうしばらくはちゃんと飾っていこうと思います。
もう一つ驚いたのが、スーパーでひなあられを買おうとしてまさかの売り切れだったこと。こんなことは初めてです。今年だけ需要が高まることってある?
無いものはしょうがないので諦めましたが、当日までにちゃんと買おうと思います。