最初は、車椅子でコンビニまで。次は、歩いて売店まで行きました。

生着した週、ダメもとで看護師さんに車椅子でコンビニまで行ってもらえないか頼んでみました。無菌室外に行けるようにはなったけど、まだ一人で遠出するのは不安だったので。

看護師さんも少ない人で回してるでしょうから、本当にダメもとで聞いてみました。私としては、時間は全然いつでも良かったので、タイミングがあったらということになりました。

ちょっと厳しいと言われると思っていたので意外でした。こういうお願い事って甘えなのでしょうか?それとも当然の援助項目なのでしょうか?何でも言ってと言われるけど、何をどこまで言っていいのかわからないので基本頼ることってないかも…。

そりゃあ、痛かったり苦しい時は訴えるし、ペットボトルが開けにくい時は開けてもらうし、床に物を落とした時は拾ってもらいます。

落としたものを拾ってもらうのは無菌室のルールなのですが、これがなかなか慣れませんでした。やっぱり、自分で落としたんだし反射的に拾いそうになっちゃいます。

それをこらえてナースコール押して拾ってもらうので、これ以上頼れない気がしてしまいます。ルールなんだけどやらせてる感もある…。

そんなこと考えてるので、なかなかお願いがしにくい私なのですが、流石に生着間もない状態で一人でそれなりに距離があるコンビニまで行くのは不安だったのでお願いしてみました。

すると、意外にも夕方にタイミングが合ったらしく、連れて行ってもらえることに。念のため、エチケット袋も持って出発!

夕方だと面会に来た人がいるので、ザワザワしてます。エレベーターが一緒になって混んでるとちょっと緊張します。病院なのでみんなマスクをしていますが、密閉空間で大丈夫かなと。

そんなこと言ってたら退院なんてできないでしょうけど。でも、生着間もないし用心するのは大切かなと思います。

そんなこんなでコンビニに到着。コンビニは狭いので車椅子で選ぶのはやめて、近くで待っててもらうようにしました。なので、早く物色しないと!

久しぶりの食べ物や飲み物の陳列にちょっと感動を覚えます。カラフルさは無菌室にはないので、パッケージに新しさすら感じます笑

カップラーメンやお菓子の棚を見て新発売を見つけたり、秋っぽいフレーバーを見つけて季節を感じたりしました。

連れてきてもらったものの買うものは特に決めてなかったので、悩み焦りました。今回は、看護師さんを待たせてるので。

大量に買っても食べきれないのは明白。試してみたいおにぎりと食べれそうなクッキーとお茶だけにしました。自分だけで来れるようになったらもっとじっくり見て決めようと思います。

部屋に帰ってから買ってきたものを食べてみましたが、どれも一口で終わりました。塩気を求めて鮭おにぎりにしましたが、塩気を感じず魚の風味だけ感じました。やはり、味覚はおかしくなっています。

クッキーの甘さは感じましたが、食べ続けられるほど美味しいとは感じませんでした。とりあえず今は、味は我慢して量を食べないといけない時期だとは、わかっていますが悲しい…。

これからは、食べられるものを見つけるために色々試す時期に入ります。前回ヒットした生ハムとかが食べられないのが辛いです…。二番煎じが効かない笑

こうして、初回は車椅子で連れて行ってもらいましたが、次からはリハビリの一環として作業療法士さん?と一緒に行ってもらえるようになりました。

これならリハビリの時間に行けるので気持ちが楽です。何かあっても付き添ってくれてるので安心感もあるし。

食べられるものを探すこの時期は、一口食べて捨てることが多くなってしまう時期でもあります。味を感じて食べられても、量的に全部を食べられないことが増えます。

無菌室のルールでパッケージを開けたら、2,3時間以内に食べきらないと廃棄と決められているので時間をかけて食べるのも難しいです。

心苦しいですが、一口だけ食べて捨ててもらうことが多くなります。少しでも早く、食べられるものを見つけたいです。ひとまず、塩気を感じるもの食べたい!

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