最後のカテーテル挿入。これで人生最後になってほしい。

入院翌日、これまで通り首からカテーテルを入れます。てっきり処置室に移動してやるのだと思っていたら、無菌室でやるとのこと。驚きと共にもうこれから外には全く出られないんだと思いました。

初めてだったのは、カテーテルを入れる前に入った無菌室のシャワー。ステンレスの一人分の台が用意され、その中でシャワーを浴びます。台の周りはシャワーカーテンで仕切られます。浴室用の椅子を入れることもできます。

以前使っていた共用のシャワーより水の勢いも温度調整も良かったのですが、室温との落差が激しいため浴びた後が大変でした。入る前に室温をかなり上げないと辛いです。これは、常に清潔を保つために部屋に流れる風の影響があると思います。冬は辛いけど、夏はむしろありがたいのかな…?

予定時間になると機器が運び込まれてきて処置が始まりました。やはり何度やっても慣れませんが、終わった後に看護師さんに「さすが!心拍数に変化が無かった!」と言われました。そんなことだけ凄くなっても…。

カテーテル挿入が終わった後は、長い点滴ルートを付けられ完了。途中にスライドできる天井から吊り下げられた金具にルートが付けられているので、遠くに行く際はこれをスライドさせて移動しなくてはなりません。でないと長さが足りなくて引っ張られる怖い事態になってしまう。

その前に、カテーテルに体が早く馴染んで、起き上がったり寝たりするときに生じる痛みが無くなってほしいです。いつも違う箇所だし、対策の練りようもないので馴染むのを待つしかありません。

先生にいつも通り投薬が終わったら、すぐに抜いて貰えるのか聞くと副作用でご飯が食べられなくなった時にそこから栄養を入れる必要があるため、しばらくは付けたままでいると言われ、ちょっとがっかりしましたが理由を聞いて必要だなと納得しました。

これからしばらく寝るのも大変です。空気清浄用の風のせいで乾燥もすごいです。特に口。起きた時にカラカラでした。就寝用マスクも試してみなくては。加湿器はカビが発生する恐れがあるので、病室では使用できないそうなので。

明日の投薬も心配ですが、カテーテルを付けたままのシャワーも緊張します。初めてだらけのことで大変ですが、やるしかない。早く無事に終わることを祈って…。

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