血栓と膿が見つかり、抗菌薬を初めて2週間。心折れながらも耐え続けました。
抗菌薬は1日4回投与されました。簡単に言うと朝と夜の6時と12時に打つ。特に、朝の6時と夜の12時がきつかったです。寝起きに投与(寝起きに採血が一番いやだけど笑)と寝ている時に投与。
それがやっと終わって、効果が出ているか確認のため検査。
本当に効いてくれるか不安でした。主治医が膿の専門家に聞いて抗菌薬を選んでくれたのですが、途中で変えたりした経緯があったので…。
どうやら抗菌薬もインフルエンザの方のように合ったものでないと効きが悪いみたいです。最初は、そういった型の対応範囲が狭くて効果が強力なものを使っていたのですが、熱も下がらず効果がよくわからなかったので、対応範囲は広いけど効果が弱めなものに変えました。
結果、膿は消えてました!
でも、血栓は残っていたので血液サラサラ薬を飲み続けることに。確かに、右肩付近の痛みは消えてきていたので、どちらかは消えているだろうと思っていましたが、ちゃんと消えていて良かったです。
これで熱が無くなれば、やっと退院かと思いました。食事量も少しずつ増えているので問題ないかと思っていたら…。
盲腸!?
診断レポートのコメントに書いてあったそうです。(画像解析してくれた先生のコメント)
レポートを持って結果報告に来てくれた主治医から開口一番「お腹痛くないですか?」
てっきり、抗がん剤の副作用を心配して聞かれたのかと思ったのですが、盲腸というコメントを見ての一言だったようです。
痛くなかったし、「痛くないです。」と答えたらレポートを見せられ、盲腸の疑いがあるとか。なんなんだよ!って感じです。
どうやらお腹の右下に炎症っぽいのが見られて盲腸なのでは?となっているようです。でも、全然痛みはない。
なったことはないですが、体験談とかを聞く限り、かなり痛そうです。しかし、私は痛くない。もしかして、これから痛くなるの!?と身構えてしまいました。
今は、痛みが無くても疑いがあるから抗菌薬を延長させることになりました。盲腸は手術だと思っていたので、ここにきて手術?と思いましたが、最近の盲腸は抗菌薬で散らして治すことも多いそうです。
手術でないことには安心しましたが、更に入院が一週間延長されたことは憂鬱です。もう、次は何がくるんだ?何でもこい!と一瞬開き直りました。それとか、1年入院してたら年収365万かなんてしょうもないことを考えてしまいます。
同室の人ももう退院だと思ってくれていたところ、まさかの盲腸疑いで驚いていました。そして、また泣いてしまった私を慰めてくれました。もらい泣きもしてました。
入院生活は患者通し慰めあうのも大事だと感じました。病気は違えど、入院して治療しているのは一緒。症状は違えど苦しかったり痛かったりするのも一緒です。
私も同室の人の治療結果が芳しくないと聞こえてきたりすると辛くなります。どうにもできないけど、早くお互い退院できますようにと願います。
早く外の空気が吸いたいです。