手に点滴を付けていると、首より動かすことが多いのですぐに使えなくなってしまいます。原因は、中でルートが折れてしまったり、詰まったりしてしまうことです。
5回採り直して確信しました。先生が採ったものは長持ちしない。5回中3回は主治医の先生が採ってくれたのですが、1日で使えなくなりました。
その代わり1回だけやってもらえた看護師さんのは、一週間もちました。後から聞いたところ、ルート採りが得意(上手)な看護師さんだったそうです。一瞬で神扱いになりました。というか、全部この人にやってもらいたかった…。
最後のルートは、主治医の先生が採って、やはり1日しかもちそうになかったのですが、自分で引っ張ったりすると使えたので、点滴の度に自分で調整して使いました。そんな何度刺されるのは嫌だ!
まぁ、最後の方になると先生も「自分がやらない方がいいんですかね…。」と言ってました。流石に「そんなことないです。」とは、言えませんでした。(実績があるからね!)
失敗になった中で一番驚いたのが、ほぼ手首にある血管に刺されたことです。おい!と思いました。そんなとこに刺しても絶対すぐに使えなくなると思っていたら、案の定翌日ダメになりました。
どこで困るのかというとトイレです。ズボンを下ろす時に手首を曲げないと下ろせないので困りました。しかも、一日のうちで何回も行われる作業です。いくら慎重にやっても無理でした。
そんな感じで腕に刺すところが無くなっていくと、次は手の甲の血管にいくそうです。そうなると更に動きにくくなるし、刺す時もかなり痛いそうです。超音波(?)みたいなので血管を確認しながら入れる方法もあると聞きました。
絶対避けたいと思っていましたが、同室の方曰く、手の甲もダメになると足の甲とかになるそうです。動きにくいどころか、動けなくなるじゃんと思いました。
一度入ると長く使っていたいと思いますが、衛生面とかを考えると7~10日位で交換した方がよさそうです。神看護師さんにやってもらった部分はもう少し使っていたかったのですが、そういう事情もあって泣く泣く交換してもらいました。
点滴が身体に付いていると睡眠時に緊張します。早く自由の身になって、ベッドの上をゴロゴロしたいです。