生検(生体検査)を受けてきました。久しぶりの手術は怖かった。

view of operating room 健康
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生検(せいけん)とは、体の一部を切り取って顕微鏡などで調べる検査のことです。メスで切り取るだけではなく注射針とかで取ることもあります。これにより病気を正確に診断することができます。

生検で取った組織や細胞は病理という所で病理診断をされます。今回の私の結果が出るのは2週間後です。遅いと思ってしまいますが、詳しく調べるためにはこれくらい必要なんでしょうか。

とりあえず、生検が終わったので手術を受ける恐怖はなくなりましたが、次なる不安は結果が何と出るかという恐怖です。最悪な再発の覚悟はしていますが、やはり突きつけられたら多少なりともショックなので。

two person doing surgery inside room
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ここからは、手術の話。

4年位前にもやっているので大体の流れはわかりますが、やっぱり実際に受ける時は怖いです。ちょっと切って取るだけ!心臓とかされるより怖くない!とか考えるようにするんですが、一瞬しか持たない笑

10:00に予約を入れていましたが、私の前に一人患者がいるということでもしかしたら過ぎてしまうかもと聞いていましたが、30分経っても呼ばれない…。覚悟してきたけどこれだけ待たされると覚悟なんてなくなってしまう…。

でも、その5分後くらいに呼ばれたので一安心。いや、それはそれでいよいよかと緊張するんだけど。すぐさま看護師さんの案内で手術室に移動。

いつもは入らないエリアに入っていくとまたそれも緊張。ビクビクしながら看護師さんに付いて行く時に「緊張してますよね」と言われました。もちろんですが、他の人ってそんなに怖がらないんでしょうか?(私がチキンすぎるだけ?)

手術室前で待っていたら若い細身の男性が出てきたんですけど、診察だけしてきましたみたいな感じで驚きました。本当にどっか切ったりしたのか聞いてみたくなるくらい普通な感じだった。(みんなこんな感じなの?)

名前を呼ばれて手術室に入り、まずは手術着に着替え。ワンピースタイプで頭には給食とかでつけるような柔らかい紙?みたいなのでできた帽子を付けました。

着替えが終わったら、THE手術室へ。当然なんだけど、奥の方でもやってる?でも部屋の中じゃないから経過見ているのかな?一瞬だけ見えました。

手術自体も恐いけど、雰囲気というか環境に恐怖倍増させられることもあるよね。医療ドラマで見る部屋、頭上に輝く丸くて大きいライト、ピコーンピコーンってなる心電図(?)。これが鳴らなくなったら死ぬんだなみたいな笑

まずは、手術台に寝そべって血圧計や心電図や脈拍を見る機械を付けられました。その後も実際に手術が見えないようにするカーテン的なものが作られたり、タオルをかけらりたりと着々と準備が進んでいきます。

この時点で誰か病名当てて中止になんないかなーとか思ったり笑
というか、この見たいけど見たくないという気持ちはどうすればいいのかわからない。やってるところは見たくないけど、次にされることを把握するために見たいという矛盾。どうやって解決すればいいのか…。

次に患部を触診して取る場所を決めてました。決まったらペンか何かで印を付けたと思います。もうこの時点で手術箇所は見えなくなっているので想像と感触だけで推理。どんな風になってたんだろ?

切る場所が決まったら更に準備。切るところだけ穴が空いた布をかけたり、先生が手洗いに行ったり、患部消毒したり。更に高まる緊張感。部屋にかかってる音楽変えられるとかも言われたけど、特に聞きたい曲もなし…。みんな好きなアーティストとかいなかったら何をかけてるんだろう?

people having a concert
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そして、いよいよ手術開始。

まずは、麻酔から。どこに打つんだろうと思っていましたが、患部のところに直接打つみたい。痛いのはこれだけって思うようにするけど嫌だ笑

とりあえず、3回。1,2回目は採血するくらいの痛み。でも3回目が沁みて痛かった!何で?消毒の薬が残ってて沁みた?ビックリしました。その後、麻酔が効くまでちょっと待機。

「では、始めます。」と言われて思わずストップをかけてしまいました。ホント、麻酔効いてるか不安で。そうしたら、痛みチェックしてくれました。怖いからやってくれーって感じだった。

触られてる感触が無かったので再スタート。途中、ツンとした痛みを感じましたが、正直これが本当の痛みなのか頭の中で痛いであろうという想像からくる幻覚的なものなのか判断が付かず。でも、更に痛くなったら嫌なので麻酔追加してもらいました。

これは、前回のもハッキリ覚えているのですが、この痛みはないけど何かされている感触。見えないからホント感触だけなんですが引っ張られてるなとかがわかるのが、なんというか気持ち悪い。前は看護師さんが頭の近くに立って紛らわせるためか話しかけてきてくれたのですが、今回は誰も話しかけてこなかった。話して気を紛らわせたいと思ったけど、これはコロナ対策の一環なんですかねぇ。

あと、ボソボソと先生同士とかで話すのもちょっと止めてほしい気もしました。なんか不都合なところあった⁉上手くいかない⁉とか不安になってしまいます。せめて、助手の人とか説明して~。何が起こってるの?笑

更に言うと先生には今、何をしていてあとどれくらいで終わるかをアナウンスしてほしいです。逐一はいらないですが、これから切りますとか探してますとか。感触が何もないと見てるだけじゃないよね?とか思っちゃう。

また、これは本当のところは聞いてないんですが、研修生の見本になってないか?という疑問も。なんか見せてるような気がするんですよねー。最初に行ってくれれば全然いいのですが、説明無しだとそのために時間かかってるのと逆切れしたくなります。こっちは怖いから早く終わらせてほしいのに!みたいな。言ってくれてたら、「少しでも参考になれば」「勉強頑張ってね」っていう感じで耐えられるのに!

そして、生体を取った後に撮られる写真。その時、先生が近くに来たのであとどれくらいかかるか聞いてみたら、「あとは縫うだけ」と言われ、終わる目安がわかったちょっと安心。

でも、縫うのも長かった気が…。ここでも嫌なところ。糸が体を通るのがわかる。布になった気分笑 痛くないから余計に糸が通っている感触を感じてしまう。

更にあった恐怖倍増ポイント。「音」と「器具」
途中でジュゴーみたいな吸ってる音がしたんですが、これって血を吸ってる?とかパチパチって何してるの?とか足のところに器具を置かれる感触とか。もう早く終わるか気絶したい!

縫合は、内部は糸でしっかり縫って、表面はテープです。前回はテープ⁉と思いましたが大丈夫だった気がします。経験則。でも箇所が違うからちょっと不安はあります。何も起こらないでくれ!

そして、長い手術が終わりました。自分の体感時間が長く感じただけかなと思ったのですが、時計を見たら一時間以上やってました。こんなにかかるものだっけ?とりあえず、終わったことは連絡しました。

この時は、まだ麻酔が効いているので痛くないし歩けました。歩けましたが、傷口に負担がかかるのが自分的に不安でヒョコヒョコしてました。大きいガーゼも貼られていたので、若干邪魔でもありました。

会計を終わらせ、夫と合流。薬を貰って帰宅しました。駅まで歩いて電車で帰ったのですが、平らな道ならいつもより速度は劣るけど歩けます。気になるのは階段でした。明日以降どうなるのか。

週末まで安静と言われたのでおとなしくしていようと思います。経過や思い出したことがあったら、また書いていこうと思います。

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