生着して一週間くらい経ってからマルクをやりました。もう、生着時にやることは言われていたので、それからはマルクに向けてのカウントダウンと感じていました。
先生が来て、ベッドの上でうつ伏せになると緊張がMAXです。カテーテルの時と同じですが、ここでもこれまでとは違うことが起こり驚きました。
いつもは、うつ伏せ気味になると身体を横にされてお尻の辺りに刺すのですが、今回は完璧にうつ伏せで腰の辺りから取りますと言われました。何でか尋ねたら今回は骨を削る必要がないからと言われました。(たぶん、そう言ってたはず…)
なので1回で済むと言われたのですが、嬉しいような悲しいような。刺すのは結局変わらないしなぁ…。そもそも、麻酔だって痛いし…とか頭をよぎりましたが、回数が減ったことを素直に喜ぼうと思い直しました。
そして、久しぶりにやるマルクは相変わらず痛かった。ここでも、先生がう~んって感じの声を出したから不安になってどうしたのか聞いたら、意外と深いと言われました。どうやら骨髄のあるところが私は深いみたいです。
じゃあ、まだ終わらないのかと悲しんでいたら、いきますよと声をかけられ激痛が走りました。痛みが毎回毎回違うのが微妙に嫌です。
声を出した方が楽になるかと思い(しかも、今なら個室だし)先生に雑談を振ろうと考えましたが、話題がない笑
結局、意味不明な単発音と痛いという言葉だけが出ました。あと、いつも通り陣痛より楽だし短いはずだ!と暗示をかけ乗り切りました。
終わった後は、仰向けになって自分の体重で止血をします。大体30分くらいだけど、私は血液サラサラの薬を飲んでいることもあって1時間待機です。
今日は、マルクをしたのでリハビリも軽くしてもらいました。立つのも座るのもやる気がなかったので、寝ながらできるものにしてもらいました笑
生着してからは、リハビリも少し変わりました。外に出て良くなったので、部屋の外(といっても、まだ無菌室内)を歩くようになりました。ちょっと出ただけでも解放感が味わえます。
生着したので、下にあるコンビニとかに買い物にいっても問題ないのですが、さすがにまだ怖いです。まず、エレベーターが怖い。なんか酔いそうな気がする。ので、それは誰かと一緒に行ってもらおうと思いました。
生着後のリハビリ初日、部屋から出るために帽子を取るためにしゃがんだらリハビリの先生に驚かれ&褒められました。帽子は、今まで必要としなかったので棚の下の段に入れていました。それをしゃがんで取って立ち上がったら、「それができるんですか⁉凄いですね!」と言われ、きょとんとしてしまいました。
寧ろできないことなのか?と思い、歩くために片足立ちでズボンの裾を捲ったら「それもできるんですか!」とこれにも驚かれ&褒められました。私としては、こんなことで驚かれ&褒められる方がビックリです。
無菌室内を少し往復した後は、一般病棟の方に行ってナースステーションの周りを2周しました。生着した日に一人で出て1周しましたが、やはり人が付いていてくれると安心します。まだ、一人で行けるのはデイルームくらいまでかな。
まぁ、病院なら倒れたりしても誰か気付いてくれるし、対処もしてくれるからその点は安心してます。
2周して部屋に戻ってきたら、生着後翌日にここまで動けるのは、担当してくれている先生の中では今年一番かもと言われました。そう言われると、体力筋力は下がっているけど、どん底ではないのかなと思いました。
これからは、歩くリハビリが増えていくので頑張ろうと思います。そして、それがある程度できるようになったら、リハビリ室に行くようになるようです。
行けるかまでにどれくらいかかるのかも悩みですが、人が多いところに行く怖さの方が大きいです。まだまだ免疫力虚弱なので気を付けていこうと思います!