生着確認!からの、すぐさま病室移動。不安なんですけど…。

移植から2週間と少しで無事に生着が確認されました。1回目の生着が確認されてからもちゃんと連続で来るだろうかと不安でした。2回目が来た時も、あと1回がちゃんと来ないんじゃないかとか考えていました。なので、スムーズに成功して良かったです!

白血球も順調に増えてきて、まだ普通の状態とは言えませんが、免疫力が上がったので無菌室から出られます。といっても、怖いのでしばらくは部屋があるフロアだけにとどめておきます。

首のカテーテルは、まだ取れませんが長いルートで固定されるのではなく、点滴棒になったので少し自由度も増しました。久しぶりの点滴棒は重かったです。

ルートを点滴棒に変えてもらって、3週間ちょっとぶりに無菌室の外に出ました。最初の感想は、匂いが違う!でした。ひとまず歩けるか試そうと思い、少しワクワクしながらも鈍った足でフロアを一周しました。

久しぶりに長い距離を歩きましたが、明日がもつれるとか休み休みじゃないと進めないとかにはなっていなかったので安心しました。もう少ししたら、練習がてら売店にも行ってみようと思いました。

やる気に満ちていたのですが、ショックなこともありました。2回目の生着が終わったあとに生着が成功したら病室移動をしてほしいと言われていました。無菌室が空くのを待っている患者も大勢いるので仕方がないことだと思います。

でも、いきなり大部屋は白血球の数値的にも気分的(?)にも難しそうだったので、個室を希望していました。それは、師長さんもわかっていたのか、空けとくねと言ってくれたので信じていました。

それが、いきなり前日に大部屋になったと伝えられました。ショックでした。大部屋になることもですが、なんというか裏切られた感じがしてしまいました。緊急で使用不可になってしまうのは、しょうがないこととわかっていますが、その時は堪えました。

そういう時だけ、血液検査の結果が良いから大丈夫だろうなんて思わないでほしいです。コロナ騒動もあったし、かなり不安でした。白血球が戻っているからってコロナにならないわけじゃないのに。

しかし、文句を言っても行く場所は大部屋しかありません。いつもならしょうがないと思えることでもメンタルが弱っている今は、かなり悲しかったです。悔しさと恐怖で泣いてしまいました。

泣いててもしょうがないので、大部屋のメンバーが良い人であることを願って、移動のために荷物をまとめ始めました。移動は看護師さんも手伝ってくれるようなので安心です。

カートみたいな台車に載せた荷物を見て、意外に荷物あったんだなと思いました。

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