移植も無事に終わり、あとは下がりきった血球が生着するのを待つだけです。その間の出来事について。
まず、幸いにして口内炎に悩まされることはありませんでした。でも、粘膜系への影響なのかわかりませんが、やけに口の中が粘つく感じがしました。そのため、うがいが増えたと思います。まぁ、それがなくても清潔のため、こまめに行うようには言われていましたが。
それと、お腹はほとんど空いてないけど、粘つきが嫌な感じがしたし、味覚の変化や胃腸のためにも飴を舐めるようにしました。
だるさと気持ち悪さは継続中です。しかし、そこまで悪化することも無かったと思います。吐いたりはしなかったし。途中から咳も出始めましたが、空咳だったのでそこまで心配されずな感じでした。痰を含むと悪いのかな？(よく聞かれた。)
一番困ったのは、やはり下痢です。トイレ回数が多い！しかも、おならとの区別が難しくなってきました。でも、そういうことは多々あるらしく、女性はナプキンを付けて過ごす人もいるそうです。なるほどと思いました。確かに、おむつにするほどではないよな…。
また、何も食べてないのに何で出るんだろうという不思議も。口にいれるのは、水・ジュース・飴くらいで調子がよければ果物とか。それなのによく出るなと思いました。
しかも、絶対にダメージが大きいと感じさせるのは、出るものの色が緑！これは、何が出てきているんだろうって感じ。普段が茶色なのは、本当に食べたものの搾りかす的なものなんだなーと思いました。
たまに襲ってくる腹痛も厄介でした。冷たいもの食べたとか食べすぎたなとかなりそうな原因があれば、ちょっときそうな予感とか予想とかができたりするのですが、現状だと全くないので本当にランダムでした。
それで困ったのは、シャワーの時間です。浴びてる時にこられるのは困るので、いつも体調と相談しながら入る時間を決めていました。浴びてる最中も若干緊張です。
あとは、抗がん剤が終わって10日くらいたってから急に脱毛が激しくなりました。これまでも抜けていましたが、量が倍くらいになってるのではと思うくらい抜け始めました。今回はウィッグを付けてないのでできないだろうと思っていた鳥の巣状態にもなりました。寝ている時の摩擦や洗っている時に絡まってできたのではないかと思います。
ほぐすのも大変なので、看護師さんに言ってハサミを借り、切ることにしました。痛くはなりですが、やっぱり辛いです。いくら避けては通れないとわかっていても実際になるときついですよね。
やること・できることが少なくて一日が長いです。早く時間が経ってくれることを毎日願っています。
