退屈な日々と地震への恐怖。

移植をしてからあとは生着を待つだけなので、一日一日が暇で長いです。食事もとってないので、朝食や夕食の時間の目安なども無いので余計に長く感じます。

自分でやることと言ったら1日4回体温や血圧を計ることとシャワーくらいです。あと採血か…。たまにあるシーツ交換やルート交換が、ちょっと気分転換になるのかな…?少しだけいつもと違う一日って感じですが、そんな長い用事じゃないですからね。

気持ち悪かったり下痢だったりで動きたくはないけど、何もしないのも嫌という矛盾が生まれます。読書したりゲームしたりしたかったのですが、長時間起き上がってたり集中するのが辛かったので、もっぱらYouTubeで暇を潰してました。あとは、自分に必要なものをネットで注文したり。

1日の大半は午前中に用事が済んでしまいます。午前中にシャワーを浴び終わったら、清掃員さんが掃除してくれるのを見たら終了です。たまに、掃除中に寝てしまうこともありますが。

掃除も毎日毎日すごいなと思います。シャワーやトイレはもちろん、壁や机の上に置いてあるものまで拭かれていきます。決められた人しか入れないのかメンバーも変わりません。感謝の気持ちしかありません。

無菌室にいる間、地震が3回くらいありました。部屋が高層階なので震度が低くても結構揺れて怖かったです。でも、一番怖かったのは、大地震が今来たらどうなるんだろうと考えてしまったこと。

前回までの状態だったら、いざとなったら自分で点滴棒を持って逃げられたかもしれませんが、無菌室の状態だと不可能です。自由になるには点滴ルートを切るしかない。それに、外に逃げたところで、免疫力が下がっているので避難所とかで生活できないのではとか考えてしまいました。電気止まったらどうなるんだとか。

まぁ、幸い大きな地震ではなかったので良かったです。でも、いつ来るかわからないし、治療中の人は不安だよなと思いました。自然現象なのでどうにかすることができないのは、わかっていますが…。

暇だと悪い方へ考えることが増えます。そして、鬱な感じになっていったり。そうしたら、精神科の先生がくるんですかね。自由がないストレスもあり、上手く発散させる方法を考えておいた方が良いと感じました。

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