一か月ほど前に苦労してとった幹細胞を移植する日がきました。自分の細胞を入れるので、拒絶反応とかは、ほとんどないはずですが、ちょっと緊張します。
抗がん剤と違う点は、いつもの血液内科の医師や看護師だけではなく輸血部(?)の方々がいたこと。輸血部に保管してあったからいるのでしょうか?
尋ねると「自家移植だから問題ないだろうけど念のためにしばらく様子を見ていく」とのこと。輸血部の方かは聞き忘れた…。
移植が始まったら、間隔をあけて定期的に血圧などをチェックするそうです。特に最初の5分位は看護師さんが横で待機していてくれます。それで、しばらく何も起こらなかったら伸ばしていく感じです。
まさか、自分の細胞で拒絶は無いだろうと思いますが、構えてしまいます。首のカテーテルから入れるので、それ自体は痛くも痒くもないのですが。
でも、よく闘病ブログに書かれていたことを体験しました。入れる時に磯の香りがするということを!本当に海苔の香りがしました!思わず声に出したら、早いですねと言われましたが。やはり、これも人によるらしく匂いがしない人もいるそうです。
ビクビクしていましたが、無事に移植も完了しました。時間も1時間程度だったと思います。採取の際に2パック取れていたのですが、入れるのは1パック分で十分と言われ、ちょっともったいないなと思いました。でも、再利用するにもどうすればいいのか…?
そして、この辺りから気持ち悪さに加え食べられなくなるであろうということで栄養の点滴が始まりました。これも初めての経験ですが、本当にお腹が空かない!水もあまり飲まなくてもやっていけそうな感じです。
なるべく口から栄養を取った方が良いと言われるので、ゼリーやアイスを食べるようにしましたが、食べきるのは難しいです。しかし、少しでも食べた方が胃や腸の動きが鈍らないようになる(?)らしいので食べられる時は食べました。
明日から、白血球が下がっていきます。生着までは、約2週間。それまでにどんなことが起こるのか。なるべく早く生着してもらって、無菌室から出たいです。暖かそうな日差しを見るだけなのは悲しいので。
これから、クリスマス・年末年始とイベントが続くので、それまでには何とかしたいと考えています。友達とかにも忘年会で会えるといいなーって言ってきたし。楽しむためにはお金も必要なんだけどね!
その辺は、がん保険の給付金を頼りにする予定。といっても、これまでの治療費はすでに払ってるから補填されるだけな感じだけどね!でも、今は何か買うくらいしかストレス発散方法がないのも事実。お金がなくなるまでに無菌室から出してください笑