ついに抗がん剤の投与が始まりました。抗がん剤に対する緊張と不安に加え、カテーテルが入っていることにより寝る体勢がしっくりこなく若干寝不足な気がします。
eshap療法で使われる抗がん剤は、
・エトポシド
・カルボプラチン
・シタラビン
です。
まずは、吐き気止めの錠剤や点滴を投与します。だいたい30分位で入ります。吐き気止めの名前は、パロノセトロンとソル・メドロール。薬が入るのに痛みはないのですが、最初に感じる水のヒヤッとした感覚は、ちょっと苦手です。入ってるって実感しちゃう…。
前回の抗がん剤は、1日で投与が終わったのですが、今回は5日間かけて投与し続けます。カルボプラチンは24時間入れ続けるので、かなりトイレが近くなるそうです。昼間は良くても夜が辛い…。
ひとまず、初回なのでどんな副作用が出てくるかはやってみなくてはわかりません。戦々恐々としていたら、まず現れたのは気持ち悪さと足の痺れでした。長時間正座をした後みたいな痺れです。痛くはないけどムズ痒いみたいな痺れでした。
その後は、手にも同様の痺れが出てきました。手足とも力をいれてるのに本当に入っているかよくわからない感覚になりました。何か持っても落としてしまいそうな感じ。実際に、落とすことはなかったのですが、慎重になってしまいます。
他にも熱っぽくなったかと思えば寒気がしたり、呼吸するときに胸が痛むような感じがしたりしました。胸についてはカテーテルのせいじゃないかと思って主治医に伝えたところ、病室にレントゲン(?)の機械が運ばれてきて確認されるという事態になってしまいました。これには、ちょっと驚きました。
撮った画像を確認してもらいましたが、特にカテーテルは問題なく入っているということだったので様子見になりました。確かに、ずっと痛かったり苦しかったりするわけではなく不定期で襲ってくるため、しょうがないと思いました。
1日目は想像より最悪な症状は出なくて少し安心しましたが、先は長いです。そして、やはり夜が辛かった。ほぼ2時間毎にトイレに起きてしまう…。点滴も付いてるからゴロゴロ寝返りも打てないし…。
寝不足になるなと思いつつ、子育てはこんな感じなのかと考えてしまいました。私は、一応5日間という期限がありますが、子育てはそんな短期間で終わりませんもんね。お母さんは本当に偉大だと改めて思いました。